マンカラ クラシック 日本語ガイド

定石と考え方:3つの原則

強い手は派手ではありません。相手に取らせない形を作りながら、自分の手番を1回でも多くするだけです。

013つの原則

この3つは、盤が2列×6穴+2ストアのカラハ系であることを前提にしています。本作の細部のルールが違えば、原則1と2の重みは変わります。

原則1:手番を増やす
最後の石を自分のストアに入れれば、そのまま自分の番が続きます。1手で2手分動ける手を探します。
原則2:空の穴を渡さない
自分の側に石1個の穴があると、相手はそこを空にして取りを狙えます。1個だけの穴は作らない。
原則3:数を数えてから選ぶ
石の総数は変わらないので、取られた数は常に計算できます。形より先に数字を見ます。

02手番が続く手の作り方

穴から配って最後の石が自分のストアに入るのは、その穴の石数とストアまでの距離が噛み合ったときだけです。自分のストアは6つの穴のすぐ次の位置にあるので、石の数が多い穴ほど狙いやすくなります。

逆に言えば、相手も同じことを考えています。自分のストアの手前の穴(1番端の穴)に石が溜まっていないか、常に確認してください。

  • 端の穴に石が集まっているときは、早めに配って散らす。溜めると相手に読まれます。
  • 自分のストアに近い穴から配ると、1周して戻ってくる手になりやすい。
  • 手番が続いたら、続けざまにもう1手を狙う。連続で動けると相手の出番が減ります。

03中盤の型

中盤は「相手の側に石1個の穴を作らせない」ことが中心になります。相手の穴が1個だけになると、その穴を空にする手が取りの合図になります。逆に自分が1個の穴を作ってしまったら、次に取られる前提で他の手を選びます。

石が偏っている側は、取りの対象になります。自分の側の石が6つの穴に均等に散っている状態が、いちばん取られにくい形です。

盤の状態と、優先する手
盤の状態優先する手避ける手
自分の側に石1個の穴があるその穴を空にしない手/すぐ配って2個以上にするその穴の隣から配って空を作る手
相手の側に石1個の穴があるそこを空にできる手(取りの狙い)関係のない穴を配る手
自分のストアが相手より少ない手番が続く手を優先石を散らすだけの手
自分のストアが多い相手の取りを潰す手を優先自分から空の穴を作る手

04やりがちな3つの失敗

どれも「知らないから負ける」ではなく「数えないから負ける」種類の失敗です。数を数えるだけで勝率の体感は変わります。

  • 石が多い穴から何も考えずに配る。終盤で相手に取りの形を渡します。
  • 取れる手を見逃す。空の穴に止まれば取れるのに、別の穴を選んで1手損をします。
  • 終盤に数を数えない。取った数が分からなくなると、守るべきか攻めるべきかの判断ができません。