マンカラ クラシック 日本語ガイド

数値と仕様の一覧

配信ページには書かれていない仕様を、ビルドの設定ファイルから拾って表にしました。

01基本仕様

ゲームエンジン
PlayCanvas(エディタ未使用、生のエンジン)
内部解像度
1280×720。FILL_WINDOW で画面に合わせる
画素密度
devicePixelRatio を使用(useDevicePixelRatio: true)
アンチエイリアス
有効。WebGL2 を優先
入力
マウス・タッチ・キーボード有効/ゲームパッド無効
画面の向き
横向き固定(manifest.json / 配信ページの双方に記載)
表示モード
fullscreen(ブラウザのUIを隠して全画面に近い表示)
配信ビルド
v21(実測。バージョン番号はファイルのパスで確認)

02確認できた事実(${facts.length}件)

この表が、このサイトの主張の根拠です。種別の「公式」は開発元・配信元が自分で書いた資料、「確認」は配信ビルドのファイルを実際に開いて確かめたもの、「推測」は資料から推理したもの、「不明」は確認できなかった項目です。

「不明」を空欄にせず残しているのは、分からないことを分かったふりで埋めないためです。ゲーム内メニューを確認できた時点で、この表を更新します。

出典つきの事実一覧。種別が「不明」のものは、確認できていない項目
#事実種別出典
1開発は Pixelpine(開発者 Rasmus Rohde Damvad、フォーラムでの名前は ra_rasmus)。公式CG
2CrazyGames での配信開始は 2024 年 4 月。配信ページの最終更新は 2026 年 3 月 26 日。確認CG
3CrazyGames の評価は 8.8(直近 6 か月)。14K の高評価と 2.5K の低評価が付いている。確認CG
4TuncheGame では 74.1K プレイ・222.1K ビュー・評価 4.4(6.9K 件)。確認TUN
5TheStringer では 171.1K プレイ・1.4M ビュー・評価 4.4(6.8K 件)、高評価 43.9K 対 低評価 1.1K。確認STR
6対応はブラウザ(PC・スマートフォン・タブレット)と CrazyGames アプリ(iOS / Android)。公式CG
7画面は横向き(Landscape)固定。ビルドの manifest.json も orientation:"landscape" を指定している。確認MAN
81 人対 CPU と 2 人対戦の両方が用意されている、と配信元が説明している。公式CG
9操作は公式に「Use the left mouse button to play.(マウスの左ボタンで遊ぶ)」とだけ書かれている。公式CG
10目的は「自分のマンカラ(大きな穴)に石を最も多く集めること」と配信元 FAQ が説明している。公式STR
11ゲームエンジンは PlayCanvas。エディタを使わず、生のエンジンだけで作られている。公式PC
12着手から公開までの期間は約 3 か月。公開日は 2024 年 4 月 22 日。公式PC
13開発者は「20 年以上、仕事と趣味の両方でゲーム開発をかじってきた」と自己紹介している。公式PC
14「小さく単純なゲーム」であることは意図的で、完成させるために規模を絞ったと開発者が書いている。公式PC
15影は自前実装。テクスチャ付きの四角形をハードウェアインスタンスで RenderTexture に描き、板側はカスタムシェーダのチャンクで受けている。公式PC
16動的シャドウの bias・acne・解像度が思い通りにならず、エンジン標準の影を捨てたと開発者が説明している。公式PC
17長い音声(BGM)では SoundComponent が不安定で、タブを切り替えると再生が止まったまま戻らないことがある、と開発者が報告している。公式PC
182024 年 9 月 21 日に PlayCanvas v2 へ移行し、公式の Gizmos に切り替えた。公式PC
19自作エディタは PlayCanvas と PCUI を Electron に載せたもので、個人利用のためのビルドツールも自前で持っている。公式PC
20エンジンを自前で使う理由は「サードパーティ製エンジンが後から都合よく仕様を変える」ことへの警戒で、オープンソースであることが唯一の理由だと述べている。公式PC
21盤は 12 の穴(Pit (0)〜(11))と 2 つのストア(Store (0)・Store (1))で構成されている。確認SCN
22穴は x = ±0.0344 の 2 列に分かれ、z は -0.1485 から 0.1485 まで 0.0567 間隔で並ぶ。ストアは z = ±0.2051 の外側にある。確認SCN
23盤は Bottom・Top・Latch・Shadow の 4 部品。Latch(留め金)は Top の子で、z = 0.2425 に置かれている。確認SCN
24閉じた状態用の影「Shadow Closed」が無効状態で用意されている。盤は蓋が閉じる作りになっている。確認SCN
25ライトは指向性 1 灯のみで、castShadows は false。影はライトではなく自前の描画で付けている。確認SCN
26カメラは視野角 10 度の望遠。遠近感を抑え、ほぼ平行投影のように見せている。確認SCN
27盤の材質は blinn(BoardAlbedo)、留め金は真鍮(metalness 1・shininess 50)、影はライティングを受けない phong。確認CFG
28BGM は Jazz と Lofi の 2 曲。確認CFG
29効果音は 42 個。大半が種を配る音(SeedPutMany / Few / Single)と拾う音(SeedTakeSingle / Few / Many)。確認CFG
30種の落下音(SeedHitSingle / Few / Many)と、転がる音(SeedRattle 1〜5)も別に用意されている。確認CFG
31種は 3 種類のテクスチャ(Seed01・Seed02・Seed03)で描き分けている。確認CFG
32穴とストアには選択用の光(PitGlow / StoreGlow)が別モデルとして用意されている。確認CFG
33内部解像度は 1280×720。FILL_WINDOW で画面に合わせ、devicePixelRatio も使う。確認CFG
34入力はマウス・タッチ・キーボードが有効で、ゲームパッドは無効。確認SET
35アンチエイリアスは有効、WebGL2 を優先する設定。確認SET
36BGM・効果音の音量や ON/OFF を保存する仕組みがあるかは公開情報からは分からない。不明CFG
372 列×6 穴+両端 2 ストアという形は、カラハ(Kalah)系の標準的な盤と同じ。推測SCN
38カラハは 1950 年代に William Julius Champion, Jr. がアメリカで特許を取り販売した、比較的新しいマンカラの変種。確認WK
39初期配置が 1 穴 4 石かどうかは、配信元の説明にも開発者の投稿にも書かれていない。不明CG
40CPU の難易度段階や、アンドゥ・ヒントの有無は公開情報に記載がない。不明CG
41オンライン対戦の実装方式(P2P かサーバー経由か)は公開情報からは判断できない。不明CG
42マンカラは「種まき(sowing)」と「取り(capture)」を繰り返すゲーム群の総称で、カラハはその一種。確認WJ
43CrazyGames のボードゲームカテゴリの FAQ「人気ボードゲーム」10 作で Mancala Classic は 5 位に挙げられている。確認CGB
44同カテゴリのページにはボードゲームが 70 作以上あると書かれている。確認CGB

03シーンの中身

12の穴と2つのストアが個別のエンティティとして置かれ、それぞれに選択用の光(Glow)が子として付いています。盤全体を1つのモデルで描くのではなく、穴ごとに状態を持たせていることが分かります。

シーンファイルに存在するエンティティ
名前数役割備考
Pit12石を置く穴x=±0.0344 の 2 列、z は 0.0567 間隔
Store2取った石を溜める場所z=±0.2051 の盤の外側
Board1盤の親。Bottom / Top / Latch / Shadow を束ねるLatch は Top の子
SeedInstancer1種をまとめて描くテクスチャは 3 種類
Hand1種をつかむ手の演出y=0.1 に配置
Shadows1自前の影を描くライトの castShadows は false
CameraRig / Camera1視点。FOV 10 の望遠near 0.1 / far 5
Light1指向性ライト 1 灯影は落とさない

04音素材の内訳

配る石の数によって音を変えています。1個ずつ置く音(SeedPutSingle 1〜5)、数個まとめて置く音(SeedPutFew 1〜4)、大量に配るときの音(SeedPutMany 1〜4)が別々に用意されているため、石が多い穴を選んだときに音の密度が上がります。

取るときも同じで、1個取り(SeedTakeSingle 1〜4)と複数取り(SeedTakeFew / Many)が分かれています。石の増減が耳で分かる作りです。

config.json にある音アセットの分類(合計42個)
分類数例
BGM2MusicJazz / MusicLofi
種を配る13SeedPutSingle1–5 / SeedPutFew1–4 / SeedPutMany1–4
種を拾う10SeedTakeSingle1–4 / SeedTakeFew1–3 / SeedTakeMany1–3
種が落ちる3SeedHitSingle / SeedHitFew / SeedHitMany
種が転がる5SeedRattle1–5
UI・盤9Click1 / Click2 / BoardOpen / BoardUnlock / Whoosh ほか

05配信先ごとの数字

評価の満点が違う(CrazyGames は10点、他は5点)ので、点数をそのまま比べることはできません。プレイ数も配信元ごとに数え方が違います。

2026年10月時点で確認できた数字
配信元プレイ数ビュー評価高評価 / 低評価
CrazyGames——8.8(直近6か月)14K / 2.5K
TuncheGame74.1K222.1K4.4(6.9K件)20.2K / 942
TheStringer171.1K1.4M4.4(6.8K件)43.9K / 1.1K

06時系列

日付が資料に書かれている出来事だけ
日付出来事出典
1950年代カラハの盤が William Julius Champion, Jr. によりアメリカで特許・販売されるWK
2024-04-22PlayCanvas フォーラムで開発者が公開を報告(着手から約3か月)PC
2024-09-21PlayCanvas v2 へ移行し、公式 Gizmos を採用PC
2026-03-26CrazyGames 配信ページの最終更新CG

07出典一覧

本文中の「出典」はこの表の記号に対応しています。すべて 2026年10月26日に開いて内容を確認したページです。

このサイトが参照した資料
記号資料URL
CGCrazyGames 配信ページ(開発元・評価・対応環境・タグ)https://www.crazygames.com/game/mancala-classic
PCPlayCanvas 公式フォーラム「Mancala Classic」(開発者 ra_rasmus 本人の投稿)https://forum.playcanvas.com/t/mancala-classic/35668
SCN配信ビルド v21 のシーンファイル Mancala.scene.json(エンティティ構成)https://files.crazygames.com/mancala-classic/21/Mancala.scene.json
CFG配信ビルド v21 の config.json(解像度・アセット一覧)https://files.crazygames.com/mancala-classic/21/config.json
SET配信ビルド v21 の __settings__.js(入力・レンダラ設定)https://files.crazygames.com/mancala-classic/21/__settings__.js
MAN配信ビルド v21 の manifest.json(表示モード・画面の向き)https://files.crazygames.com/mancala-classic/21/manifest.json
TUNTuncheGame 配信ページ(プレイ数・評価分布)https://tunchegame.com/mancala-classic
STRTheStringer 配信ページ(プレイ数・FAQ 本文)https://thestringer.ca/mancala-classic
WKWikipedia「Kalah」(カラハの由来と特許の記述)https://en.wikipedia.org/wiki/Kalah
CGBCrazyGames ボードゲームカテゴリ(人気ボードゲームの順位とカテゴリ規模)https://www.crazygames.com/c/board
WJWikipedia 日本語版「マンカラ」(種類・種まき・初期配置の節)https://ja.wikipedia.org/wiki/マンカラ